実録出会い系の女たち「膣トレーニー女学生」編

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今日の仕事は暇であった。やることがなくて窓から隣の土地の木々を見て黄昏ていた。冷たくなってきた秋風の色がふと出会い系の女たちを思い出させた。

今回はある女学生との出会いについて書いていく。

時期は忘れたが時刻は夜の6時だった。私は某出会い系サイトでアダルト掲示板を漁っていた。自称出会い系プロフィール画像鑑定玄人(なんだその肩書き)の私にとってそれが業者か否かは一発で見抜くことなど容易であった。なので素人を探り当てるのは造作もない。はずなのだが毎回セミプロみたいなのを引いていた。

全く性癖に刺さらない誘惑文句が所狭しと並ぶ。明らかに同じ業者が複数アカウントで投稿しているものまであった。

スクロールに飽きた頃だっただろうか、ふとパワーワードが目に入った。

「膣トレしてます」

どうやらアソコを毎日鍛えている自称淫乱女学生らしい。写真も(今思えば詐欺以外の何者でもないが)綺麗な女性であった。

早速メッセージを送った。「努力家なんですね!素敵です!」とでも当時の自分は送ったのだろう。程なくして返信が来て、メアドを交換した。

出会い系ではメアド交換は詐欺、業者であるというのは常識であるが、まだけつの青い私には「ポイント使わなくてラッキー」としか思えなかった。

名古屋は金山駅のカラオケ店の前で待ち合わせする。目の前にはケバい40代の若作りしたオバさんが立っていた。「こんなところにも立ちんぼがいるのか。ご苦労なこった」

さあ、膣トレのあの子はまだかなぁとまっていると、私は不意をつかれた。

そう、あのケバいオバハンが声をかけてきたのだ。「〇〇さんですよね?私膣トレ女学生(実際はさなえとかさよとかそんな名前だった気がする)です」。

私は狼狽した。騙されたと内心膝から崩れ落ちたがもううまく逃げる術はない。私はのこのことそのおばさんについて行きホテルへと入った。

そこからはシャワーを浴びベットに入ったのだが、もう写真と別人が来たものだから萎え萎えの萎え。勃ちやしない。私のハグ要求も断固拒否。結局何もできずに2万を請求され、ものの15分程で会合は終わったのである。

ミソジニィはこうして作られるのであると悟った日であった。

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