ストリップのおかげで引きこもりを脱した話

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ストリップ

※少々誇大しすぎな気もするがストリップへの感謝も込めて上記のタイトルで話を進めていきます。また時系列等に矛盾があるかもしれませんが悪しからず。

私はうつ病の治療を現在受けている。だが、これを書いている今の体調は悪くないし、人生が楽しい。

どこから書こうかと悩んだが、初めてストリップを見に行ったところから時系列で書いていこうと思う。

初めてのストリップは職場の同僚といったまさご座であった。そのときはうつ状態があったのかもしれないが、うつ病の診断は受けてはいなかった(睡眠薬等は飲んでいた)。

初めてのストリップ「まさご座」の体験記はこちらから

まさご座の体験は私にとってマグニフィセント(最高)な体験であった。また来ようと思った。

それから2回か3回か数回まさご座へ通ったのちに、前の職場を辞めてしまった。不眠と疲労、仕事量の多さや人間関係などから来る心身の不調が限界に達していたのだった。

それから地獄の様なニート生活を送った。正真正銘のひきこもりである。

ストリップ劇場からはしばらく足が遠のいていた。

お金がないのでどこかに出かけることもできず、そもそも外に出るのが怖くなって外出も人目を避けてしかできなかった。

うつ病になってよかったのかもしれない

酷い時には何らやる気も起きず寝たきりの生活をしていた。風呂に行くために2階の自室から1階へ降りるときに如実に足の筋肉が衰えているのを感じた。

さて、そんなうつ状態でも踊り子さんや劇場のTwitterは欠かさず見ていた。いつか行きたいと胸に秘めながらもお金はないし、外に出るのは怖いしと一歩が踏み出せなかった。自宅から劇場までの距離がそれなりにあったのも行くのを邪魔する要因でもある。自転車で通える距離なら無理にでも行けてたのかもしれない。いやでもどうせお金はないのだから無理だったなぁ。

人生を楽しむにはお金が必要という事実に今更気づいて落胆していた。だがこのままではいけないとひきこもり生活を脱するために色々と制度を調べたり、ひきこもり相談機関に電話をしたりしたが、結局普通に働くのが一番いいと思った。

働く理由は規則正しい生活リズムに戻したかったし、税金代を稼ぎたかったのもあるし、たま~にニートしてるこんな自分に会ってくれる友人との交際費も欲しかった。が、その時はぶっちゃけると親交の深い友人と遊ぶ金とストリップで楽しむためのお金が欲しかったのが一番大きかったような気もする。それぐらいストリップへの炎はふつふつと燃えていた。

そしてある日、うつ病と診断された。そこからというもの心が軽くなったのだ。きっといままで怠惰だと思っていた自分が、単なる性格のせいではなく病気からくるものだとわかったからなのだろうか。

そこから気分が少しだけマシになったので外にも徐々に出られるようになった。そして複数の銀行口座に眠るなけなしの金をかき集め再びストリップ劇場まさご座へ行くことになった。

記憶では4頭だった気がする。浅葱アゲハさんに再びお会いしたいのと白雪さんを一度この目で見てみたいという思いから、久しぶりに正装(私の言う正装はパジャマではないの意)をした記憶がある。

久しぶりのストリップを見たときに感じたのは、「やはり私の居場所はここである」というものだった。『ホーリーランド』の神代ユウのような気持になった(伝わるかな?伝わる人には伝わるはず!)スト活歴の浅いただの客でしかないが、劇場にアナザースカイを見つけたような気になった。

それからというもの劇場に通うためには働かなければならぬとバイトを探した。引きこもって半ば絶望していた人生に一筋の光がさしていた。また心療内科で新しい薬も処方してもらった。その薬のおかげかストリップにまた行きたいという欲求のおかげか、活力を少しずつ取り戻していき、ますます外出ができるようになった。そしてバイトも見つかりいよいよスト活が再開できる兆しが見えた。

ストリップのおかげでひきこもりを脱したというタイトルは少々大げさだったのかもしれない。実際新しい向精神薬が効いていただけなのかもしれない。だがしかし私は信じている。ストリップという存在のおかげで今は人生が楽しいし、ストリップに行きたいという欲求・衝動が私を突き動かし私を部屋から引き出し、仕事を見つけさせ、結果ひきこもりから脱出できたのだと。むしろ人生が変わったとまで言ってもいいぐらいだ。お薬、ストリップ、仕事、対人関係などがそれぞれがうまく相互作用して私を外へ引き出し、支えてくれている。

このブログを読んでいるはずがない友人や家族、職場の人々等優しく接してくれてくださるすべての方々に感謝を伝えたい。

そしてなにより素晴らしい舞台と対応をしてくださる劇場および踊り子の皆様、またTwitterなどで交流をしてくださるお客さんに心より感謝を申し上げる次第である。

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