【朝活】朝4時起きなんてのはおすすめしない

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思想・哲学

最近、私は10時に寝て朝4時に起きる生活を不本意ながら続けている。

不本意というのは気づいたら眠っていて(気絶していてという表現が近いかもしれない)、もっと寝ていたいのに脳が冴えて起きてしまうのだ。

今の季節(6月)の朝4時というのは夜明けであり少し明るい程度である。外は何の音もせず、新聞がちょど届く時間だ。恐らく新聞配達の兄ちゃんは「あの部屋にはニートが住んでいるに違いない」と思われていそうだ。

パートの出勤は8時半であるので家を出る8時までおよそ4時間もある。朝の準備に30分あれば間に合う私にとっては4時間という時間をつぶすのはなかなかしんどいものがある。ブログを書いたりテレビを点けたりネットサーフィンをしたり二度寝したり、あれやこれをやって7時を回ったぐらいでようやく朝の支度もろもろを始める。

朝4時に起きて良いことといったら時間に余裕があることだ。2度寝だって余裕で出来る。また夜に疲れてできないことを朝の疲労感0の脳みそで処理できるのでブログの執筆は捗る。クリエイティブな人間には朝活はおすすめなのかもしれない。

朝ごはんだって作る時間はたくさんあるので普段の朝食より豪華なものが食べられる。朝の空気は澄んでいるようで心なしか気分がいい。なにより朝の静けさが好きだ。

だがもちろんいいこと尽くしではない。

4時起きはやっぱりぼんやりと眠いのである。眠い中無理やり起こされてカフェインを投与されているようなかんかくがあるので、脳がさえているゆえに二度寝もできそうにない。本能が早起きは体に悪いということを訴えているような気がする。また、家族はもちろん寝静まっている時間なのであまり音を立てることができない。趣味のギターなど弾けるはずもなく。トイレへ行く音さえうるさいから「静かに行け」と毎回母に怒られる始末。立ちションの排せつ音「古池や蛙飛び込む水の音」ではないが、そんな小さな短時間の音でさえうるさいと言われる始末なので、最近は便座に座って尿を足している。

また暇つぶしにテレビをつけるが、早朝のニュースは面白くない。朝4時のニュースってなんか無味乾燥で世界の終末期に流れているような感じでちょっぴり怖いよね。なんだか黒沢清の映画見てるみたい。

そんな感じで早起きは3文の得というけれど、あまり早起きのメリットを享受できていない。3文って現代で言うと90円らしいね。そんなに得じゃないじゃん。3文芝居とかいうし。もしかして早起きって貧乏人のバカがやること?早起きって情弱ビジネス!?いやでもそのことわざができた時代の3文は今の何百倍もの価値があるのか?!まあとにかく私には早起きのメリットはたいしてない。だが、目が覚めてしまうので仕方なく起きるだけだ。

絶対に寿命を縮めている気がしてならない早起き。もう老化が始まっているとでもいうのだろうか?

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