※彼女と別れたのでやっと投稿できます。過去の下書きに修正を加えたものです。
いつの日だっただろうか、ある日突然彼女が「最近ストリップへ行った?」と聞いてきた。
私はぎくりとしたが、バレた理由はすぐにわかった。
彼女は私のTwitterのアカウントを知っていたのである。そしてTwitter経由でこのブログを彼女にセルフ開示していたことにもなるので、ストリップ劇場に行きまくってはブログ記事まで書いていることなどバレバレだった。
そもそもなんでTwitterのアカウントを知っているんだ!?誰がバラしたんだ!?と考えても自分の顔しか思い浮かばない。きっとインプレッション欲しさにいつの日か自分で喋っていたに違いない。
私は正直に「はい、行きました」とまるで検察側からの質問に答えるように、もう逃げられないと悟った人間の震える声で懺悔した。
彼女は呆れかえり、落胆し、そして嫉妬交じりの声で「もう!」とだけ言った。だが当時まだそんなに劇場に通うというほどの回数も行っていなかったし、ストリップはただのエロだけではなく素晴らしいショーであること、そして消えゆく芸術・文化であること、そしてそんな文化を守りたいということを力説したおかげでなんとかストリップ通いを黙認されてきた。
しかし、Twitterやブログで観劇の感想を書けば、すぐさま「またストリップ行ったの!?」「行き過ぎじゃない!?」「ストリッパーにガチ恋してないよね?」「ストリッパーに触ってないよね?」などと尋問攻めにあう。私はたじろきながらも必死にやましいことはないことを伝える。ストリップに行くなという暗喩的な圧を感じていた。
そしていつの日かDX東寺の素人大会なるものに興味があり、その旨をツイートしたら烈火のごとくブチギレLINEが彼女から来た。「絶対に行くなよ」と普段の彼女からは想像できない口調でのお説教LINE。もうすぐ30になろうという男が女性にあんなに怒られるだなんて情けない。どうやら見るだけのプロ興行はギリギリ黙認するとしてもお触りができるかつ相手が素人の素人大会は絶対に許さないとのことだった。じゃあプロ興行だけ行けばいいだろうと思われるかもしれないが、だからと言って彼女の匙加減でプロ興行のストリップ通いもいつか禁止令が出るかもしれない。これは昨今の警察とストリップの関係に似ている。すべてお上の気分次第なのだ。なので私は今日も命がけでこのストリップブログを書いている。
そういえば、まだTwitterで他人のいいねが閲覧できた頃、踊り子さんのちょいセクシーな自撮りツイートにいいねしただけで、チクりとした小言、いや匕首でグサりとくるLINEが送られてきた。イーロン・マスクがいいねを閲覧できなくさせたことで色々と批判されているが恩恵を受けている人間もいることをここに追記しておく。元気出せよなイーロン。


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