就活のエントリー数は5社ぐらいで十分やろ

スポンサーリンク
Tips

私はかつて就活をしていたが、結局のところトータル5~6社しか受けていない。

それに持ち駒も最大2社しか抱えていなかった。落ちて持ち駒が無くなってからまた就職先を探した。だって沢山応募して受かっても入れる会社は1社だけだし。内定辞退の電話したくないし。電話嫌いだから。

そしてしっかりと2社の内定をもらえた。(1社は内定辞退時に怒られたし、入社したもう1社は2週間で辞めたけど)

就職氷河期ならまだしも売り手市場なのに何十社も同時に受けている人間はアホだと思っていた。(結果的に何十社と受けているのは仕方のないことだが)

どうせ働く人間はお前1人だろ!という風に。

第一に何十社も受けてる時間はないだろう。企業研究してES書いて(手書きで!)面接の練習して、移動時間や交通費もばかにならないし。ゼミや卒論、講義、バイト、サークル、遊びとか色々あるしね。せっかく年間100万ぐらい払って時間を買ってるのに人生で一度しかない大学4年生という立場を会社選びに費やすのはやっぱりもったいないですよ。他にもやりたいことやるべきことがあるでしょうに。

日本の就活制度や就活文化、常識はやっぱりクソすぎるね。

自己分析とかマジで無駄すぎる儀式を推進する就活アドバイザーはなんか色々と猛省して欲しい。

私が大学生の時はひねくれていて尖り散らしていたので反骨心はマシマシだった。しかも我流で就活していた身なので周りの人間が大学のキャリアセンターのセオリーにしたがってあくせくと就活しているのを見て、「こいつらは大人にもなって自分で考えて就活できないのか?」と自ら未来ごと売り払う同級生を悲しまずに内心馬鹿にしていたと思う。

懇意にしていた友人はどうやら何十社もエントリーをしては落ちていたようだった。彼はどこか不安から逃れたい一心で保険を掛けるように何十社も応募していたような気がする。気持ちも分かる気がするが、そんなに何十社も応募していたら、絶対にどうでもいい会社に熱意のないエントリーシートを書いて落とされるのがオチだろうにとずっと思っていたし、実際、就活時は性格が特に歪んでいたので思ったことをそのまま伝えていた。本当に性格が歪んでいる。

だいたいそんなに保険をかけて滑り止め程度に受かった会社の内定など嬉しいのだろうか?ただの保険なのだから歓喜というより安堵、いや受かって当然ぐらいにしか思ってないのだから滑り止めも落ちたときの絶望感は半端ないだろう。「ああ、私は本当にダメな人間なのだ」と自分を追い詰めるに違いない。

事実、私は第一志望だった会社には落ちている。絶望感と無力感と悔しさが一気に押し寄せ、しばらく悲嘆にくれた後に壮大な復讐心と逆恨み心が芽生えて、その会社は二度と利用しないと心に誓うのである。全く誰も得しないではないか。藁にもすがる思いで応募した会社に落ちたときは本気で自〇を考え、東尋坊へ行こうかと画策したこともあった(おかんに計画のメモを見られて止められたので最悪の結果は免れる。おかん、サンキューな!)

それに滑り止めって企業に失礼だな。まあ企業も失礼な対応をどこもしてるからおあいこか。

仮に複数の会社から内定をもらったらどうせ内定辞退の連絡をしなければいけないし。
きっとこのブログを読んでくださる方々は電話が大の苦手な若者で、内定辞退の連絡をするのに苦痛を味わうに違いない。だったら受ける会社は少ない方がいい。恐らく何十社に1社ぐらいは内定辞退時にブチぎれられるので覚悟しておこうね!

それにエントリー数が少なければ企業分析や面接で喋る内容の想定、及び面接の練習など時間を多く割ける。それに落ちたら後がないというマインドにもなって俄然やる気が出てきていいのではないかと思うのだがどうだろうか?

もちろん就職氷河期等の買い手市場時に決め打ちをするのは自殺行為にもとれるが、売り手市場で何十、下手したら何百と会社を受けているのははっきり言ってレースのすべての馬券を買っているようなものである。そりゃどこかは受かるだろうが、得るものは少ない。目的と手段が入れ替わっているというやつだ。

今の時代、なにも正社員だけが正義ではない。正社員なんて経験してみればわかるが働かせ放題の資本家のサブスクだからな。バイト・パートよりも労働量と責任が何倍にも重みがあるのに給料は時給で数百円しか変わらないっていう現実。社会はかくも厳しいのか?違う、資本家・権力者が労働者を舐めくさり足元を見ているだけである。

決して正社員を否定はしないが、フリーターも楽しいぞ。細く長く生きるか、短く太く生きるか。

正社員は細く長く生きるタイプだ。だが、決して太くは生きられない働き方だと私は思う。

フリーターやフリーランスは太くもなければ長くもない働き方だろう。だが、たまにバグが発生して太く短く、あるいは太く長く生きられるような確変が起きることもある。

話が横道にそれたが、リスクを取らなければ大きなリターンはないのだ。中途半端が一番危険である。だったら保険をかけまくって何百社と受けたほうが面接慣れして徐々に受かりやすくなるのだろう。それでもやっぱり私は数社だけ受ける決め打ちスタイルを推していきたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました