遡ること2か月前、私は人生で初めてパチンコ屋へ行った。
上司からは常々「お金を貯めろ、そして車を買え」と助言をいただいているが、私は物質ではなく経験に金を払いたい年頃なので、今日も今日とてなんらかの初体験を探していたところ、パチスロに白羽の矢がたったわけだ。
初めてのパチンコ屋。職場近くのオーギヤだった。仕事帰りに「いっちょ儲けますか」と意気揚々と行った。
最初に打った台が確か1パチの「ジューシーハニー」だった気がする。AV女優がテーマの台だ。まずどこに金を入れればいいのか分からず周りの台を見渡して何となく察して恐る恐る千円札を入れる。
何度かリーチ演出を見たが数千円を使った所で、「これいちいち演出見るのだるいな」と思い、パチンコはあまり向いてないように思えた。ここでやめればよかったが、私は手を出してしまったのである。アイツに…
パチンコがダメならスロットだろ、と知っている台を探した。それは「北斗の拳」である。
それは思い出の台であった。かの少年時代、親父とゲームセンターに行っては、親父が毎回その北斗の台でメダルを増やしてくれた。
「バトルボーナス!ゲッッット!!」
誰の声か分からぬその確定演出と親父の笑顔が嬉しかった思い出がある。親父との数少ない思い出の一つである。
フルタイムであろうといまだパートタイマーの身分(追記:今は週6勤務のサブスク(正社員)になっている。)である私は親孝行らしいことはひとつもできなかった。一緒に飲みに行ったり、それこそ新しくなったスマスロ?の北斗の拳を一緒に打ちに行ったりしたかった。でももうそれもかなわぬ夢だろう。大学まで出してもらったのに、こんな親不孝者の夢があるわけでもないフリーターになってしまって、親父ゴメンな。。。もっと親父と思い出を作れるような立派な息子でありたかったと今更後悔。
まあなんか死んだ感じになってるけど親父まだバリ生きてます。
さて話を元に戻すと、北斗の拳の台はあったが、北斗の拳よく知らねーし、ジャギぐらいしかキャラ知らねーしと思って、ホールを練り歩くと出会ってしまった。そう「ジャグラー」に。
知る人ぞ知る、知らない人も多分知ってる、Aタイプスロットの金字塔。ジャグラー。
無駄を削いだ演出、紫色に怪しくそして恍惚な光を放つGOGOランプ、シンプルな効果音など私はいろんな意味でドハマりしていくことになる。その時に5000円ほど勝ってしまったのも、のめりこむ原因だろう。
それからはジャグラーをもっぱら打つようになった。途中「ユニコーンガンダム」のパチンコで7000発出したり、「バイオハザードRe2」で2000発出したりと浮気したが、結局私は稼ぎではなくぺかりを求めてジャグラーへ戻る。
仕事帰りに1ヶ月ほぼ毎日5時間ジャグラーを打つ。この頃はまだ熱しやすく冷めやすい性格のせいだと思っていた。しかし、私は職場の休憩時間(昼食や移動を抜いて打てるのはせいぜい40分ほど)にジャグラーを打ちに行くようになっていた。短時間だが40分で2回BIGを引けたりしたのでのめりこまない理由がない。
休みの日は一日パチ屋で過ごすのはもちろん、朝から夕方までジャグラーを打ち、そのまま夜勤の仕事へ行き、寝ずに夜勤明けに閉店までジャグラーを打つ。そんな日もあった。
もうお気づきの方は分かるだろうが、完全にギャンブル依存症だ。
だが、収支で言えばトントンかプラスの域だったのでまだ危機感を感じていなかった。
つい先日、私は新たに「沖ドキ」シリーズに手を出してしまった。これが転落の始まり。
2時間あまりで6万もぶち込んでいた。沖ドキでは別に大した額ではないのかもしれない。が、私にとっては大金であり大損失である。結局、1回しか光らず32ゲーム以内に光ることもなく、惨敗であった。
その負けを取り戻そうとジャグラーではなく、よくわかんないAT機、「カバネリ」とか「ダンベル何キロ持てる」とか、とにかく連チャンして一撃で取り返せるような台を打って、さらに損失を広げてしまったのだった。特にこのダンベル野郎は目押し不要とかネットで見たがバリバリ目押しが失敗すると平気でボーナスへ移行しない俺的クソ台で大っ嫌いだ。
ついに所持金が底をついた時、悪魔がささやいた。
「サラ金があるじゃん」
半月前にマッチングアプリで出会ったほぼ詐欺師の女に騙されて作らされたアコムのカードがあった。私はそれに手を出してしまった。借金して打つのである。
そして負けに負けて結局限度額いっぱいまで借りてしまった。それでもあってよかったリボ払い!ってな感じでサラ金の契約会社は増えていく一方。もう何社と契約し、何十回審査に落ちたか覚えていない。プロ○スだけ何度審査を受けても通らないのが腹立つ。浜ちゃんを見ると反射的に審査落ちメールがフラッシュバックする身体になってしまった。
今月の医療費やサブスクの支払い、避けられない交際費などを考えると圧倒的に金銭的に余裕がない。お金に余裕がないと心にもゆとりが無くなる。
それでもなけなしの英世を携えて、堅実にジャグラーを打ちに行く。ギャンブルで取り返そうとしている時点で堅実もくそもないのだが…
そしてそういう時に限って負ける。
パチンコを打ちたくて仕方がない。
私は新たにサラ金のカードを作っては限度額まで借りて、借金でスロットを打ちまくる。
ちょっとかってはまた負けての繰り返し。みるみるうちに借金は増えて3桁の債務者へとなり果てた。
本当に紙幣が無くなり小銭しか所持金が無くなり、時には小銭を紙幣と交換してもらって打ち、そしてツイートすればいろんな人に心配されてもなお、まだ取り返せるというイカれた思考が止まらない。本格的な治療が必要だろう。
メンクリの主治医にも相談したら、よく割らん薬が増えただけだった。ギャンブル専門の医師に相談した方がいいらしい。
仕事のストレス(ストレッサーは調理のパートのおばちゃん)が如実にパチンコ中毒者へと私を駆り立てているが、今の仕事をやめるわけはいかない。なぜなら借金があるからね。地獄の無限ループにハマってしまったようだ。
なぜか今は競輪をやりながらジャグラーを打っている。。。
このブログがギャンブル依存症に詳しい専門家の目に留まり、ギャンブルを止められることを祈る。
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