私はギャンブル中毒。
診断を受けたわけではないが、つい先日通っている心療内科でギャンブル依存症専門医の紹介状を書いてもらった。
私は、ほんの数か月前にパチンコに手を出し、その損失を取り戻そうと競輪にお金をぶち込み、さらにその負けを取り戻そうと投機的なFXトレードに手を出して、借金を膨らませてきた。ものの3ヶ月も経たないうちに借金は数百万となった。正確な数字を出そうにも計算すると目眩がするほど額がえぐいので数百万としておく。まあ多分200万は超えているだろう。年収の半分の借金をするともう返せないとどこかで見た気がするが…
アコム、アイフル、モビット、レイク、プロミス
大手のサラ金にはすべて手を出した。他にも中小のサラ金にももちろん応募したが、その頃には総量規制というやつ(借金をしている人なら誰もが知っている、年収の1/3以上の借金はできないというあれ)がギリギリだったのでどこも貸してくれなかった。唯一10万貸してくれそうな金融からは郵便で契約書が送られてきた。禍々しい書類にビビって契約はしなかったが。
それからネット銀行数社にクレジットカード数社
いづれも限度額を使い切り、毎日審査の甘いと噂される金融会社の情報をネットで掴んではクレカや地銀のローンを申し込んでは即落とされる日々。
そしてとうとうパチンコに行く金もなくなり万事休すかと思ったその時、ネットで見つけてしまったのだ。
先払い買い取り
まあ簡単に説明すると先に業者に3万現金を振り込んでもらって1か月後に5万円分の商品券を業者へ送るという、商品券を利用した賃貸スキーム。
年利にすると数百から数千%というトイチもびっくりな暴利なのである。
そんなソフトな闇金なのだが、パチンコの金さえ手に入ればいいと思っていた私はそんな暴利など目もくれず、借りに借りまくった。
後で気づいたがネットで調べると金融庁のサイトに同じような手口が闇金であると伝えていた。その時初めて闇金から借りていることに気づいた。が、時すでに遅し。
気づいたら1ヶ月で40万以上の返済額に膨れ上がっていた。
返済日は給料日当日
もちのろんでひと月の給料では返せない。
親に死にそうな顔してすべてを懺悔してお金を借りることにした。
冷静さを取り戻した私は急にその暴利が解せなくなり、弁護士に依頼した。
1件2万弱で対応してくれる。それを十数件分なので30万弱かかった闇金業者からの取り立てに怯えるぐらいなら安いものである。
弁護士を立てたおかげか、今の所取り立ての電話一本すら寄こしてこない。忘れたころにやってくるやつだな多分

困った時は士業であることを学んだ。
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