面接で落とされたバイト先にバイトしに行ってきた

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体験・レビュー

今年の4月の初め頃だっただろうか。ストリップ劇場へ通いたくて仕方なくひきこもりをやめて労働をしようと仕事を探していた。家から自転車で通える距離でネット販売商品の検品のバイトが募集されていたので応募。応募してから翌日に面接にこぎつけたが、結果は普通に落とされた。1時間半もだらだらと話をしてちっとも帰らなかったのがウザがられたのだろうか?

私は落選通知の電話を受け入れられずに、ショートメッセージで長文の「雇ってくれよ~」的なメールを送り採用の懇願した。案の定きっぱりと断られる。あきらめが悪く相手の立場も考えずそんなメール送るから落とされるのだ。

2か月後、友人と楽しく本物のピッツァ屋に行った時である。一通のショートメッセージが届く。普段ならSMSに来るメッセ―ジは頭のいいカラスが打ったような内容なので読まずに速攻ゴミ箱行きだが、その日はピザが焼きあがるまで暇だったので何となくメッセージを見ることにした。そこには「この前バイトで落としてしまったが単発での仕事を依頼したい」という旨のメールだった。長期の雇用契約を結ぶというよりは単発の仕事の業務委託という感じだった。私は金がないし、金が欲しい。ストリップブロガーの取材費を稼がねばならぬ。私は快諾してバイトに向かうことになった。

そして今日バイトに行ってきた。

その会社と形容していいのかわからぬほど個人事業主感マックスの煩雑とした職場では中古品のネット販売をしており、私は山積みになったエアコンのリモコンの検品を任された。モトローラという日本で3人ぐらいしか使っている人がいないと思っているスマホをインカメにしてリモコンを向けてボタンを押す。リモコンから発せられる赤外線の反応を読み取ってリモコンが動作するかをチェックするのだ。何百というリモコンをひたすらポチポチ押して、動作するのかチェックする。

部屋にあるパナソニックのクーラーがパナソニック製のリモコンのボタンをいじると反応してしまうのが面白かった。隣にいた暑がりなパートさんが「クーラー効いてないじゃないのよ~」とぼやいていた。

また生きていたら絶対に使わないエアコンのボタンや使いどころが分からないボタンがあったりしたのが面白かった。意外と各メーカーはいろんな機能をエアコンに搭載しているようだ。また、とある設定条件でしか発動できないボタンをどうしたら反応するか試行錯誤するがそれが結構難しく、仕事はボタンを押すだけの簡単ものだが意外と検品は奥が深かった。

検品後はそれはそれは黄ばんだリモコンを磨いて綺麗にする。意外と黒ずみや黄ばみが取れて気持ちがいい。日焼けしてしまった黄ばみは残念ながら取れなかった。リモコンの溝にあるゴミを爪楊枝で取りたかったが、社の代表が言うには「どんどん次から次へとほどよく綺麗に掃除して欲しい」とのことだったのでちゃちゃっと済ませた。それでいい、いやそれがいいらしい。利益のことを考えたら時間をかけてまでピッカピカに綺麗にする必要はないのだという。

検品とリモコン掃除のあと代表から色々とせどりのコツや極意を教えてもらった。簡単だというが私にはとても続けられそうな仕事ではないと思った。奥が深く難しいと感じたからだ。パートさんが帰った後も代表はひとりごとを言いながらエクセルのシートをカタカタしていた。

3時間ぐらいの予定だったが結局7時間弱働いて7000円稼いだ。やったね!

一度落ちたバイト先でも熱意ある態度で働く意思を示せば、意外とご縁があって仕事を頂けるということを学んだのだった。すべての出会いに感謝!

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