初体験!タイ古式マッサージを受けてきたよ

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体験・レビュー
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プロローグ

私は現在介護職がゆえに腰がいつも張っている感覚がある。特にお風呂介助で腰に負担がかかる。
また趣味のボクシングでは、ストレート系のパンチが好きなのでいつも腰を高速で回転させて打つ。
よって腰への負担がまたかかる。

その日、私は仰向けになり読書をしてゴロゴロと過ごしていた。

「あ~、なんかの間違いで4000万振り込まれないかな~」などと思いながら起き上がったその時、腰にじゅわ~と張るような痛みが走った。

ぎっくり腰ではなかったものの、人生への姿勢が悪いのか仕事の疲れか(週3パートだろ!)、はたまたボクシングのやりすぎか(週1回しか言ってねえだろ!)、原因が分からないが確かにヤバい痛みが腰に走ったのだった。

きっと他力本願で金を儲けようとよこしまな考えを持っていた天罰が下ったのだろう。

さて、接骨院に行こうかとも思ったが、あいにく定休日。
私はずっと気になっていたマッサージ店”Villa“へと出かけることにした

どうやらアプリで予約を取るシステムらしい。

もみほぐしやリンパマッサージがあったが、私の腰にはゴリゴリに攻めなければ効かないだろうというわけで、痛いと評判のタイ古式マッサージを選択した。

「今すぐ行きたい」というせっかちな性格の私に微笑むように2時間後に予約が取れた。

これはマッサージに行けという神の思し召しに違いない。
ちなみに私は無神論者であるが、ここぞというときには神頼みをする。他力本願もいい所である。

小雨の中、オービスが作動するんじゃねえかというぐらいに自転車を爆走させマッサージ店に到着した。

これがタイ古式マッサージだ!

お店はアジアンテイストな雰囲気。

中へ入るとその日の担当の女性が迎えて下さった。

ご存じの方はいるかもしれないが、タイ古式マッサージはかなりアクロバティックなマッサージである。私は獣神サンダーライガーのロメロ・スペシャルの様なことをするという勝手なイメージを持っていたので、担当の女性が小柄で華奢だったこともあり、思わず心の中のビートたけしが「姉ちゃん。大丈夫か?オイラ、重いよ?」とつぶやく。

さっそく、着替えをしてうつぶせになって施術スタート!

最初からいきなりアクロバティックなマッサージかと思いきや意外としっかりとしたもみほぐしに近いマッサージだった。

「あれ?俺、ちゃんとタイ古式マッサージのコースを選んだよな?」と焦るぐらい、ゆったりとしたマッサージが続く。

30分ほど経った時だった。

突如、担当者から「腕を後ろに回して私の腕をつかんでください」と言われ、一瞬頭にハテナが浮かぶが、なすがままに従う。これで合っているのだろうか?

担当者「はい、大丈夫ですよ~」

どうやら合っていたようだ。

背中を思いっきり反らされ思わず「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」と声が漏れる。痛い痛すぎる!

担当の女性はくすくすと笑っていた。笑ってんじゃねーよ!

こんなにストレッチされては余計に腰が悪化するのではないか?揉み返しが必ず来るぞこれ…

担当者「痛くないですか~?」

「痛いに決まってるだろ!!俺の背筋の叫びが聞こえなかったのか?」と心の中で吐き捨てながらも、ここで「痛いです。もう少し優しく」だなんて言うのもなんか負けた気がするので我慢。

そんな心の中の葛藤をよそに担当者は今度は左右に捻じるように私をストレッチする。

再び声にならない声が漏れる。

「ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛ウ゛」

今度は笑われないように叫びを押し殺したが恐らく担当者は笑っていたに違いない。

その後、文章では説明できないような複雑なストレッチを受けて、あらゆるところがだんだん痛気持ちよくなてきた。

施術が終わり、出されたお茶を飲む。

美味い!

「何だこのお茶!このお茶を売ってくれ!」と中国人だったら爆買いしていくぐらいに美味いお茶で痛みは感じなくなっていた。

施術の値段は60分4950円だった。高いのか安いのか分からない。

エピローグ

どうやら私は体の右側が凝っているらしい。右利きだからだろうか?

タイ古式マッサージとリンパマッサージの組み合わせをお勧めされた。

痛みさえ我慢できれば、受動的なマッサージよりも一緒にストレッチする感覚なので楽しいっちゃたのしい。でもやっぱり痛い。

次回はリンパマッサージを受けようと思う。再び阿鼻叫喚レビューをお楽しみに。

PS:あのお茶だけ売ってくれないかな

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